動物性食品、植物性食品についてご紹介します。
動物性食品は動物に由来する食品で、肉、魚、貝、卵、乳などが挙げられます。
タンパク質、脂質、ビタミン、無機質が豊富です。
また鉄分も多く含まれています。
「最近とても疲れやすい」などと感じる場合、もしかすると鉄不足があるかもしれません。
牛や豚の赤身の肉(筋肉)には、体内に吸収されやすいヘム鉄(吸収率は摂取量の23〜28%)を含むミオグロビンが豊富です。
運動量の多い筋肉には酸素がたくさん必要なので、酸素と結びつくミオグロビンが多くります。
魚も、マグロやかつおなどの刺身が赤い色をしているのは、長い距離を泳ぎまわるのに酸素を利用するためミオグロビンが豊富なのです。
植物性食品とは植物体に存在する食品です。
穀類・芋・豆・野菜・果実・キノコ・海藻類などと、これらの加工食品などが挙げられ、タミンや無機質が豊富です。
日本人の食生活では野菜や豆、海藻など植物性食品が主な鉄の補給源です。
ただし、その鉄は非ヘム鉄といって、動物性食品の鉄とは構造が少し違っています。
その人の体内の鉄貯蔵量によって異なりますが、鉄が不足していない健康な人の場合、非ヘム鉄は腸で吸収される割合が摂取量の1割以下と、低いのが特徴ですが、いっしょにとる植物の組み合わせを工夫することで、吸収率を高めることができます。
必要な栄養素は普段の食事でとるのが基本です。
動物性食品と植物性食品を積極的にとって鉄の摂取量自体を高めることが重要ですが、不足を補うためにライフスタイルに合わせてサプリメントを活用するのも良い方法です。
加工食品やインスタント食品を食べる機会の多い人、外食の多い人、忙しくて食生活が不規則な人は、サプリメントで鉄の補給を考えると良いでしょう。
また高齢者も、食事量が減る、動物性食品を好まない、消化器のトラブルを起こして鉄の吸収が妨げられやすいといった理由から、鉄不足になりがちです。
サプリメントの摂取は食後がおすすめです。